2012/12/31

ディセンション-2012を振り返る-

あと15分ほどにして、2012年が終わる。

アセンションの年と言われ、これほど人々の注目が集まった年に、
私の身に何が起こったか。

それは、アセンション(上昇)ではなくディセンション(下降)だった。

もっと自然体に生きたいと願い、ありのままの姿を見つめる決心をした。
そこで露呈したのは、問題だらけの自分だった。

周囲の厚意に甘んじて、感謝や敬意の念が薄れたり、
ちっぽけなプライドが邪魔をして、裸になれなかったり、
それによって幾度となく、大事な人を傷つけてしまったり。

どこを探しても「自信」なんて見当たらなくなり、
自分は一体どこへ向かいたいのかすら、わからなくなった。

でも、そんな中、ほんの少しだけど、今までとは違う自分に会えた。
粉々のドロドロになってからは、人の温かさが、より一層身に沁みる。

「闇の中でこそ光が輝く」とはよく言うが、本当にそうなんだろうと、
実感した一年だった。

アセンションの年と言われた2012年だったが、
私はその上昇気流に乗ることはできなかった。

日常は、問題が山積み。それなのに、見てこなかった。
そのツケが、今こうして私に還ってきている。
残念ながら、これが、私のこれまでの結果だった。

同時に、こうしてディセンションしながらも、自分と向き合い、
立て直しを計ろうとしている自分には、誇りを持とう。

落ち込めるだけ、まだマシ。
だって、これまで落ち込むことから逃げていたから、
問題から目をそらしてしまったんだ。


自分を変えられるのは、自分だけ。
そんな、偉大な自分。

自分一人では、何も成し得ない。
そんな、ちっぽけな自分。

この両方であることを忘れずに、2013年は引き続き地を這い、
根を張りながらも、ほんの少しでも地上に芽吹きたい。